①研究の背景
普段から利用している浜松駅では、多くの地図や案内板を見かけるが、色の判別がしにくかったり、文字が読みにくかったりといろいろな問題点があると思ったため、障害のある人をはじめすべての人が見やすいと感じる地図を作りたいと思った。
②仮説とねらい
見えやすい色を使ったり、ピクトグラムを用いることでより理解しやすい地図になるのではないか。
視覚的な情報だけでなく、表面に凹凸をつけたり点字を使用すれば、目の不自由な人でも分かるのではないか。
③研究内容
A0のパネルの左上大部分に色や文字のフォントを工夫した地図を描く。地図はアクリル絵の具で描き、ピクトグラムや点字はシールにして上から張り付け、硬化樹脂で表面に凹凸をつける。
パネルの右側にはQRコードを貼り付け、そのQRコードを読み取るといろいろな施設の案内が出てくるようにする。
④技術的知識
色覚に異常がある人達の見えやすい色、判別しにくい色を調べ、それらに気を付けた色選びをする。 明度差をハッキリさせる。黄緑と緑など似た色は使わない。
文字のフォントにはUDフォントを使い遠くから見ても見える大きさに設定する。
⑤これからの取組
パネルに地図を描き終える。
絵の具で塗り終えた後上から点字シールとピクトグラムをつける。
⑥まとめ
丁寧で正確な作業をして、より自分の理想に近い、作品を制作する。