①研究の背景
「築く」というテーマから人間関係を築くと連想し、
・親子間でのコミュニケーション
・友人、或いは周囲の人と多く関わる、学校、職場などでのコミュニケーション
・地域の人とのコミュニケーション
→ 人と人とのコミュニケーションをとる機会に繋がるものを作成することにした。
②仮説とねらい
幼少期に母によく読み聞かせをしてもらったのを思い出し、絵本を媒体に人間関係を築くことができると考え、絵本を選ぶ段階から親や兄弟、友人などと楽しめたらいいなと思い、大人だけでなく子供でも読みやすい絵本紹介のパンフレットを作成することにした。
③研究内容
形態はA5の冊子とし、
表紙、もくじ、絵本紹介(24冊分)、テーマごとの表紙、裏表紙を作成する。
④技術的知識
取り上げる本は、従来の絵本紹介パンフレット(ミリオンぶっく)の4~6歳児向けのものをピックアップし、「どうぶつ」「のりもの」「つながり」「せいかつ」の4つのテーマに独自で分類し、絵本選びの参考になるようにする。
従来に無い見開き1ページで絵本を紹介するという形をとり、表紙を紙面いっぱいに載せ、あらすじも大きく、より詳細に載せることで読みやすくし、読み聞かせの絵本を選ぶ際に、実物を読まなくても絵本の内容を参考にできるようにする。
また、あらすじは句読点をあえて使わず、単語ごとに区切ることで、幼児でも読みやすいようにする。
⑤これからの取組
冊子自体は完成。展示用のパネルを作成する。
⑥まとめ
ユニバーサルデザインという本筋に沿って、「公平性」と「わかりやすさ」に配慮し、できるだけ幼児とその周りの人に寄り添ったデザインをする。