①研究の背景

近年では、子どもがコロナ禍によって家の中で遊ぶ時間が多くなっている。その中で、子どもが家具で遊んで事故を起こすなど「家具の遊具化」が問題視され始めている。そういった生活の中でも安心して暮らせる生活を築ける手伝いの出来る物を作りたいと考えた。「安全性が高く、安心出来る生活を築く一部になりたい」ということで「生活を築く」というコンセプトにした。

②仮説とねらい

まず、家具の遊具化によって起こる事故の多くは、家具に登って転落するというケースが多くを占めている。事故を未然に防ぐために、登りにくいリビングダイニングセットを作ろうと考えた。

③研究内容

まず、子どもがもし登るとしたらどのような経路で登るかを考えた。登る際に、椅子の肘掛けなど少し低い場所を足掛かりにし、登るのではないかと考えた。

④技術的知識

国土交通省では、子どものベランダからの転落を防止するために、手すりの高さは1100ミリメートル以上を確保するということが定められている。さらに1200ミリメートル以上とすることも検討している。

そのため、椅子使用時の高さは1100ミリメートルにしている。

⑤これからの取組

組み立て、やすりがけ、パテ塗り、ペンキ塗り

⑥まとめ

このリビングダイニングセットで、子どもによる「家具の遊具化」を防げることが予想できる。