①研究の背景

 今現在の社会的な問題として障がいを抱えている方に対する対策が不十分であることが挙げられる。

②仮説とねらい

 人間の五感で最も大事なのは視覚で、実に9割の情報を視覚から得ている。そのため、色盲の方をターゲットにし、より見やすいものを日常に取り込むことによって豊かな生活になるのではないかと思った。

③研究内容

 色盲の方のためにピクトグラムを用いたバスの乗車案内を作ろうと考えた。ピクトグラムとは一目見ただけでそれが何を表しているのかが理解できるというものだ。そこで、配色に気を配ることで色盲の方でも直感的に理解できるものが作れるだろうと思った。

④技術的知識

 例えばオレンジと水色といったように、色には見やすい組み合わせがある。そこから、乗車場所の案内、出入り口の案内、支払い方法のピクトグラムをそれぞれ緑と白、黄色と黒、オレンジとベージュに設定した。

⑤これからの取組

 これからはそのピクトグラムをどこに設置するのかを再度検討し、細部の修正をしていくことが課題である。

⑥まとめ

 自分の制作がきっかけで、視覚の障がいに対する考え方、ひいては障がい全体に対する捉え方が少しでも変わるようにしたい。