①研究の背景

自分自身もアレルギーを持っていて、食品のアレルギー表示は見づらいと思ったから。

色覚障がいの人や年齢、国籍に関わらず誰が見ても分かる表示にしたいから。

②仮説とねらい

色覚障がいの人の色の見え方には様々な種類があり、デザイン科の授業で色彩について

学んだので活用できるのではないかと思った。

これをすることによって同系色などを避け、より判別のしやすい配色を考えたアレルギーの

マークが制作できると思った。

③研究内容

既存のアレルギー表示を調査して視認性や可読性について比較、分析を行った。

(どうしたらより視認性、可読性をあげられるかを考えた。)

そして、特定原材料の7品目と、特定原材料に準ずる21品目の合計28品目の食品の

オリジナルのマークを考え、Illustratorでマークの制作をしている。

④技術的知識

iphoneのカラーフィルタ機能を使って1型色覚、2型色覚、3型色覚の色の見え方を確認

しながら区別のしやすい配色を考えた。

色相だけでなく明度、彩度を変更した見え方、使用するフォントや大きさを工夫をした。

幾何学図形の組み合わせで作れそうなマークは下記のような組み合わせで制作をしようと考えた。

⑤これからの取組

それぞれ複数の案から各1つずつ決定し、llustratorですべてのマークの制作をする。

最終的にはシールなど現物にしてみようと考えている。

⑥まとめ

このアレルギーマークを制作することで多くの人に食への「安心」を与えたいと考えている。

多くの人に安心した食生活を送ってもらえるようにアレルギーマークの識別性や視認性をあげて今後も制作に取り組んでいきたいと思う。