①研究の背景
コロナの影響で日本の地方地域は閑散とし、未だ人々の気持ちも沈んだままである。日本地域とすべての人をつなぐきっかけをつくりたいと思った。
②仮説とねらい
今まで学んできた知識から、
もし『ご当地のハンドクリーム』を制作したら、人を日本地方各地へ促し、尚且つ疲れた人の心を癒すきっかけになるのでは?(制作するのはパッケージのデザインでクリームではない)
だったら、過疎化した地域と沈んだ人の心の関係を築き、元気にすることが出来るはず。
③研究内容
すべての人が対象で日常的に使用できることを前提として、「直接的に癒される」「趣がある」「コロナ禍の日本を支える」などの目的に関連するものを考えて『ご当地のハンドクリーム』のデザイン制作に決めた。都道府県の名産をそれぞれのモチーフにする。すべての人が対象者なので、誰もが見やすく分かりやすいパッケージにしなければならない。「ジェンダー」「色盲・色弱」「他国のそれぞれの色に対するイメージ」を主に意識して配色を考え、商品名のフォントもUDを意識して作成する。
④技術的知識
UDのコンセプトは『多くの人が利用可能である』ことで「視覚」「聴覚」「触覚」など要素は多岐にわたり、私が製作するパッケージデザインは視覚の要素である。視覚のUDは街中の色々なところに溢れていてピクトグラムはその一つ。年齢や能力に関わらず誰もが見てすぐ理解できる。
⑤これからの取組
まず、47都道府県の名産を調べてハンドクリームの香りによさそうなものを選び、その名産品をパッケージデザインのモチーフにする。そのモチーフをIllustratorでイラストする。これを全ての都道府県で作る。文字フォントも同様に作成するが、こちらはひとつで統一させる。パッケージデザインが主な制作のため、容器に関しては業者に注文したものをサンプルに使う。説明書やボードも余裕があれば作りたい。
⑥まとめ
パッケージの配色は一番こだわっているので出来上がりは一目見てぱっと分かるデザインになると思います。モチーフのイラストも細かいところまでこだわっているので期日までに上手く完成できるよう頑張ります。