Scratchを用いたゲーム作成

①研究の背景

たくさんの人に自分たちの作ったゲームを楽しんでもらいたい。

②仮説とねらい

今まで学習してきた知識や新しく習得した知識を用いて、文化祭に向けてScratchを使ったパソコンのゲームを作成する。

③研究内容

Scratchを使って二種類のパソコンゲームを制作する。

Scratch: アメリカのマサチューセッツ工科大学メディアで開発されたビジュアルプログラミング言語

・Scratchはブロックをつなげていくだけでプログラミングすることができる。

・後からブロックの順序を変えたり、付け加えることが簡単にできるため、プログラミングの書き換えが容易。

・作ったプログラミングがうまくいかなくても簡単にやりなおせる。

④チャリ走

〈ゲームの説明〉

・山や谷などの障害物をジャンプでよけながら、ゴールを目指す。

・ジャンプは二回連続できる。

〈工夫した点〉

・ステージに合わせた背景や音楽を切り替えるようにした。

・ステージの種類を増やすことで、プレイしている人が飽きないようにした。

・親しみやすいキャラクターのデザインやステージ作りを心掛けた。

〈苦労した点〉

・プログラミングでステージの背景と音楽を切り替えるタイミングの調整。

・キャラクターとステージの当たり判定の調整。

・ステージの作成。

⑤シューティングゲーム

〈ゲームの内容〉

・十字キーで移動し、自動で攻撃する。

・難易度が三段階あり、それによってギミックが異なる。

〈問題点と改善〉

(1)のプログラムでは、自機の動きが不自然。

→滑らかな動きになるようにプログラムを変更した。

(2)のプログラムでは、自機と敵がぶつかったときに画面上の全ての敵が消えてしまう。

→消えないように、プログラムを加えた。

(1)のプログラム                (2)のプログラム

⑥まとめ

・一人一人が役割をもつことで、自分の作業に責任をもち取り組むことができた。

・みんなに楽しんでもらえるようにゲーム作成を行うことで、思考力や、創造力を身に付けることができた。

・作成が進んでいくほど改善点が見つかり、修正も難しく、ものづくりの大変さを実感した。