鈴木班は4つのチームに分かれて研究をおこなっている。
今回は各チームの研究動機について執筆する。
Team A
文化祭混雑回避システムの構想・Unityを用いたゲームの制作
Team B
風力発電におけるブレードと動力の関係
Team C
電気を見えるようにする
Team D
Scratchを用いた簡易的なゲームの制作
文化祭混雑回避システム・Unityを用いたゲーム —— Team A
文化祭混雑回避システム
近年、インターネットやICTの発展、及びスマートフォンやタブレット端末などの持ち運びのできる通信機器の登場・普及により様々な分野でICTが活用されている。また、Covid-19のパンデミックによりいかに人と人どうしの接触を少なくできるかに関心が高まっている。最近は感染拡大も落ち着いてきたが、まだ見えない的に対する脅威を感じる場面も多々あると思う。
そんな中、混雑が予想されるイベントや場所へ足を運ばねばならないとしたらどうだろうか。
恐らく多くの人はなるべく人の少ないブースを探し、行くのではないだろうか。 しかし、自分の予測と実際の混雑状況は異なる場合がある。
そのような状況を打開する方法として、混雑状況を具体的な数値として可視化すればより正確に混雑しているブースを避けることができるのではないかと考えた。
また、混雑状況を可視化することによって来客は自然と空いているブースへと流れるためブースごとの来客の偏りを改善できるのではないかと考えた。
現時点での構想
- 赤外線カメラで人間の分布を感知
- 赤外カメラからの信号を1・0化
- 感知区域に対しての1の割合から待ち時間を算出
- サーバーへ情報を送信し、ディスプレイに写す
Unityを用いたゲーム制作
上記と同時にUnityを用いたゲーム制作にも取り組んでいる。
“Unity”とはゲーム制作エンジンで、いわばアシスタントのようなものだ。
スマートフォン向けゲームなどでよく使われているので、起動画面などで目にしたことがある人もいるのではないだろうか。
今回はそんなUnityを使用して誰でも楽しめるマルチプラットフォーム(MacOS/Windows/Linux)対応のゲームを制作しようと思う。
風力発電におけるブレードと動力の関係 —— Team B
ふと本屋で見つけた風力発電に関する本を読んだら学校で学習風力発電の基本とは真逆の内容で、それを実際に実験してみようと思ったから
実験内容は植物や飛行機の翼から着想を得たブレードを何種類か作製し、どのブレードが一番発電量と動力の効率が良いか測定するものである。
目標は浜松市の平均風速の状況下で最適なブレードを調べ身近なものの動力源として活用することだ。
電気を見えるようにする —— Team C
電気という分野は電流や電圧、抵抗などの言葉があり、そこには様々な公式が成り立っている。
だが、電気は実際に流れているところはほとんど見えず、いきなり公式を言われたとしても
想像が出来ないので、とても理解が困難である。そんな公式や専門用語を誰でも理解しやすく
するのが自分の研究である。研究方針は定まっているが、どんな公式をどのように分かりやすく
伝えるかはまだ思い付けていないのでこれから考えていきたい。
目標はオームの法則以上の難易度の公式や専門用語を、小学生でも分かるぐらい理解しやすい
ようにすることである。浜高祭では電気のクイズをパワーポイントで出し、間違えた際に
これに基づいた解説を入れることで活かしていきたいと思う。
Scratchを用いた簡易的なゲームの制作 —— Team D
文化祭に来た人全員が楽しめるものを作る。1人で遊ぶゲームだけではなく複数人で遊べるものや周りが見ていて面白いもの、注目を引けるゲームを作っていきたい