①研究の背景

突然ですが皆さんは災害に対してどのくらいの知識がありますか?

また、どのような対策をしていますか?

静岡では南海トラフや富士山の噴火などが予想されています。

そこで私は日頃から災害に対する知識を深め、万が一の時に使用することができる防災グッズに注目しました。

デザイン科全体のテーマはユニバーサルデザインで、私が注目したテーマは生活・環境・感情です。

これらに着目しながら研究していきます。

②仮設とねらい

<ユニバーサルデザイン> 子供や老人、障がいを持っている人、力が弱い人、体が小さい人なども使用することができる

→ 単純かつ自由度があるもの

<生活> 『災害に対する意欲を高める』と言ってもまだ体験したことがないためイメージができない人が多い

→ 誰でも分かりやすく知識を増やすことができるもの

<環境・感情> 災害という非日常空間で不安に感じる人が多い

→ 使用することによって落ち着いたり安心感が得られるもの

③研究内容

◇ ぬいぐるみ要素がある防災リュック◇  (主に子供、老人、障がいがある人)

・寝る時などに安心感を与えられる

・防災に対して興味を持ってもらいやすくなる

◇防災リュック◇ (主に健常者、親、介護する人)

・なるべく単純で使いやすいデザイン

・中の内容量を多くする

④技術的知識

・避難する時に目立ちやすい色にする

・チャックを使いやすくする

・防災への意識を高める工夫だけでなく、実際の災害時に役立つ工夫をする

⑤これからの取り組み

・白や黒などの無彩色よりもオレンジや黄色などのより目立つ色を研究する

・チャックを動かす際に持つ部分を付けチャック自体を大きくする

・名前や住所など個人情報が書かれた個人情報カードを作り災害時に役立つようにする

⑥まとめ

この防災リュックを利用することで普段から防災に対する意識を高めることで万が一の時に対応できるようになればいいと思いました

また、安心感を得られて愛着が湧くような物にしたいと思います