①研究の背景
「日常」という言葉からブレーンストーミングをした結果、
「喜び」「ゲーム」「安心」「視覚」
の4つの観点に着目しました。この4つを満たすものとして、
触覚で楽しむパズル
を作ることにしました。
②仮説とねらい
幼少期は感覚器官が発達しやすい時期です。
このパズルがあることにより、小さい時から触覚を鍛えることができます。また、パズルを揃えるために、考えることで脳が鍛えられ、親と一緒に遊ぶことで親とのコミュニケーションを図ることができます。
③研究内容
対象者は
小さな子どもと、目の不自由な子ども
掴んで遊べる大きさにし、形を立方体にすることで掴みやすくします。
凹凸やザラザラ、ツルツルなど六面全てに違う表現加工をし、何度やっても楽しめるようにします。
健常者も楽しめるように揃えると絵になるようにします。
④技術的知識
おもちゃを作るにあたって、
安全性
がとても大切になると考えています。そのため、
立方体の角を全て丸くし、子どもが飲み込めない大きさにします。子どもの口の大きさは直径約4センチなので、4センチ以上にします。
また、触って楽しむために使う材料は木材を使い、肌触りが良く、加工しやすい木を使用しようと考えています。
⑤これからの取り組み
・パズルを並べるためのトレー製作
→並べやすく、取り出しやすい形にします。
・パッケージ制作
→ついつい手に取ってしまうようなデザインにします。
・幼稚園や盲学校の生徒に実際に使ってもらいます。
→意見をもらい修正をします。
⑥まとめ
視覚に囚われず、様々な感覚器官を鍛えることができる玩具、
触覚で楽しむことができるパズル
を作ることでたくさんお人に楽しんで遊んでもらえると考えています。必ず修正点は出てくると思うので改善をしより、良い物を作っていきたいと考えています。