➀研究の背景…近年の流行の影響で、販売しているものにくすみカラーが増えている。これにより、子ども用の家具や玩具もくすんだコントラストが低い色合いのものが増えているが、子どもは視力や色覚が大人よりも発達していないのでくすみカラーは子ども向きではない。

②仮説とねらい…逆に、コントラストが高い色は子どもにとって認識しやすい。これを利用して、コントラストが高い色合いの家具を作れば、子どもは片付けがしやすいのではないか?

③研究内容…原色に近い色合いの家具を制作へ。子どもが好む色の家具なら片付けにも積極的になると考えられる。片付けを楽しめるような家具を。

④技術的知識…幼い子どもは視力が未発達な子もいる(個人差はあり)。三歳児の場合、視力は一般的に0.7~0.9であり大人と比べてものが見えにくい。そのため、子どもの片付け促進には存在感のある色の家具が必要。

⑤これからの取組…これから本格的な家具の制作に。子どもの身長、目線を意識して制作を進める。実際に幼い子どもの意見も聞く予定であり、それを参考に制作をしていく。

⑥まとめ…子どもだけで片付けをできるようになると、保護者にも余裕ができる。また「自分でできる」と子どもの自信もつく。子どもの自立に繋がる。