①研究の背景

私たちは2年生の時に修学旅行で屋久島に行きました。ですが、屋久島の山奥に行くと圏外になってしまいとても不便でした。現代社会においてネットワークは必要不可欠なものです。ですが、いまだに電波が届いていない地域があることを知り、圏外を緩和することができる人工衛星を作りたいと思いました。

②仮説とねらい

今まで学んできた知識から、もし圏外を緩和する人工衛星を作れたら電波が届かない地域にも電波を届けることができるのではないかと考えた。

③研究内容

実際に本物の人工衛星を作成し宇宙に飛ばすことは金銭面でも技術面でも非常に困難である。
そのため今回は模擬人工衛星 「CanSat」を利用することにした。

CanSatとはCan Satellite(かん さてらいと)の略で,缶サイズの人工衛星のことです。マイコン,センサ,GPS,カメラなどの一般的な人工衛星と同じ機能を有していて、それらを制御する基盤を市販されているアルミ缶(実際に見せる)に搭載したものです。CanSatを取り入れた理由は、以下の2つです。「CanSatは実際に宇宙に飛ばすことはできないが、人工衛星の基本的な考え方やプロセスを学ぶことができる」「教育の現場で取り入れられることがある」この2点です。私たちが作成するCanSatも宇宙に飛ばす想定で作成をします。

④技術的知識

工業技術基礎で学んだ「はんだ付け」「電子回路の設計」そのほかにも「Raspberry Pi」「アンテナの仕組みや電波について」このような知識を活用して研究を進めている。CanSat作成にあたって宇宙について、そして電波や電波の仕組みを知るためにアマチュア無線3級の資格を取得した。そのほかにも八木アンテナの作成やアマチュア衛星である「prism」との通信なども行っている。

⑤これからの取り組み

これからは本格的にCanSatの設計を行い、組み立て動作確認を行っていく。

初めは一般的な機能を持ち合わせたCanSatを作成し、基本的なCanSatの作り方を理解したいと思う。

その後、私たちが作りたい機能を持ち合わせたCanSatを作成する。

⑥まとめ

普段は行うことができない研究であり特別な体験をすることができるので、丁寧に一つずつ計画を立て、目標をもって取り組みをしていきたいと思います。この研究を通して新たな知識をたくさん吸収していきたいです。

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