①研究の背景
電気を扱う作業(アーク溶接・回路づくり など)の中で危険を回避するために、電気の流れを理解する。
②仮説とねらい
機械科の授業の電気回路などを学ぶ中で、電気を扱う作業の中で危険を回避するために、電気の流れを理解することができると考えたため。
③研究内容
電気の流れを可視化するために木の表面を燃やす(焦がす)
↓
木は電気を通さない(絶縁体)
↓
重曹液(炭酸水素ナトリウム水溶液)を塗る
↓
木に電気が通るようになる
図1 リヒテンベルク図形(電流の焦げ跡) 図2 クリップ側- ドライバー側+
④技術的知識
- 高電圧パルス発生装置(Akozon) 出力DC50万V 入力10mA
- 入力電源 マンガン電池 1.5Ⅴ(単三2個)
- 重曹水溶液濃度 4.7%
- 試験片 ヒノキ(110mm×70mm t=6mm)
- リヒテンベルク図形(ゲオルグリヒテンベルク ドイツ)
⑤これからの取組
- 作成した装置を使い人皮に似た豚皮を用いて課題研究のねらいである危険性を実験する
- 浜工祭に向けてリヒテンベルク図形を用いたアートを作成する
⑥まとめ
今回の実験で、リヒテンベルク図形により試験片上の電気の流れを可視化することが出来た
コメントを残す