①研究の背景
就職するとき会社が求める人材でコミュニケーション能力がある人というのはよく聞くことです。コミュニケーション能力とは、職場や家庭、社会生活において人と良好な関係を築くために必要不可欠な能力で社会人にも、今後働くことがあるであろう子どもたちにも必要な能力です。そんな誰もが必要とするコミュニケーション能力は子どもの頃から高めておいて損はないと私は考えました。
②仮説とねらい
コミュニケーション能力を高めるためには挨拶を心がけることや相手の話にしっかりと耳を傾けること、相手に感謝を伝えること等をすればよいと調べた結果わかりました。だから子どもが楽しみながら数多くの挨拶等を学び、普段の生活で使うことができるならコミュニケーション能力は高まったといってもいいと思います。
③研究内容
研究の目的はコミュニケーション能力を高めることです。そのために挨拶をする状況においてどのようなことを言うのかという問いをします。
例:朝友人に会ったときどのようなことを言うか →「おはよう」
ご飯を食べる前に何を言うのか→「いただきます」
④技術的知識
カードの利点はカードを取るということで自発性があり、手を動かしながら考えることが習慣化できることです。
絵本の利点は使える言葉の数が増え、想像力が育まれることです。またカードと違いバラバラにならないことも絵本の利点です。
→使える言葉の数が増えるという絵本の利点は挨拶を覚え実際使っていくということに繋がると考えたため絵本を制作していきます。
UDフォントを使い読みやすいようにすることとカラーユニバーサルデザインを使うことでユニバーサルデザインの商品にします。
⑤これからの取組
絵本のサイズを決め、イラストを描いていきます。
絵本は小さければ子どもにとって持ちやすく、サイズ感が可愛らしいので物を大切にするということも覚えてもらうことができます。一方大きければ迫力があり、多くの人数で読むこともできるので意見を交換する場を作り出すことができます。
この絵本は大人の人と子どもで読んでもらいたいので21cm×21cmのスクエアの形の絵本を作ります。
対象者と年齢が同じくらいのキャラクターたちを作り、イラストと共にまとめます。日常の生活の流れに沿った絵本を作るのでページをめくるたび時間が進んでいくようにします。朝なら青系統の色味を使い夕方は赤を使うなど時間帯に沿ったカラーを用います。
<下書き> <本番>
⑥まとめ
その絵本を読むことにより日常的に使っている数々の挨拶を知らなければ学ぶことができますし、知っていればどのような状況で使うのか再認識できます。挨拶を知れば日常の中で挨拶を使っていくことができます。