1.研究の背景
「日常」というテーマから、日々の生活の中での身近な問題に焦点を当てて考えようと思いました。
▷▶▷殆どの人が帰る「家」という場所で、祖母が 足腰を使うことがとても大変だと感じました。
せめて家の中の人間だけでも皆んな安心して生活が送れるようにしたいと思い、高齢者を支えるものを制作しようと思いました。
2.仮説とねらい
特定の場所に設置するものではなく、携帯する事ができる、足腰を支えるものがあれば常に、当人だけでなく、家族など同居している人も安心することができると考えました。
3.研究内容
外の公共の場所にある、「支えるもの」を探し、手すりから派生させたデザインのものを作ろうと思いました。また、手すり以外の用途として、杖の役割を持たせ、「いつでもどこでも支えるもの」を作ろうと考えました。
そこで、全体的なデザインを決定るために、実際の杖の形状の確認や、高齢者の方にもお話を伺いました。
4.技術的知識
高齢者の方の意見
1.足腰を支えるものが欲しい(立ち上がる時など)
2.夜道が心配
3.部屋に華やかさが欲しい
1.▷▶▷いつでも使える手すり、普段は杖として使用
2.▷▶▷本体表面に反射板
3.▷▶▷本体表面に和柄の装飾
5.これからの取り組み
●引き続き要望を伺う(本体デザインの改良、好みの和柄)
●二つの接地面の形状の工夫(杖先、本体を支える部分)
●反射板でつくる和柄
6.まとめ
この製品を使って、
●いつでもどこでも身体を支える
●反射板で夜道を安心できるものに
●和柄で日々に彩りを与える
これらのことを可能にし、皆んなが安心てして送れる平穏な日常を創れたらいいなと思います。