①研究の背景
今年のテーマは「日常」に決まりグループでブレーンストーミングを行ったり個人テーマ研究を行ったりしました。私は「日常」では人との関わり、干渉が必ずあると考えより良い日常を築くためには幼児期から良好な人間関係を築くことが大事だと思いました。
幼児期、学童期に起こるトラブルとして食事の時のアレルギー関係が出てきました。調べてみて小学生中学年には集会での説明や本があったけれど幼児期、学童期対象のものはありませんでした。食物アレルギーは命にかかわりますが小さい子はなぜだめなのかは分かっておらず「だめ」ということしか分かっていません。そのため幼児期、学童期対象にした食物アレルギーの絵本を制作しようと思いました。
②仮説とねらい
食物アレルギーについて理解を深めるための本は絵本にしようと考えました。絵本ならば親子で楽しく読むこともできます。親子で楽しく学びながら日常に起こるトラブルを回避できると思います。
③研究内容
楽しく学べる絵本にするために飛び出すページを作成しようと思いました。また飛び出すページは子どもだけでなく大人も童心をくすぐられたりします。なので興味を引くためには必要だと思いました。またより理解を深めるために意思表示カードも作ろうと思います。その時も興味を引くためにシールを使おうと思います。自分で作ることによって学びを深めることができ記憶にも残ると思います。
④技術的知識
これまでの知識から絵本にはイラストを多く使ったり文字を大きく少ない量で見やすさを重視して作りたいと思います。アレルギー食品のイラストは一目でわかる単純化したものにしようと思います。またフォントは多くの人にとって読みやすいように工夫されているUDフォントを使おうと思います。
⑤これからの取組
絵本の作成時には見やすさ飛び出すページの仕掛けなどを頑張っていきたいです。また色の配色の仕方は色盲の方にも考慮していきたいです。親子で作り、作って覚えれるような意思表示カードのキットを作っていきたいです。
⑥まとめ
幼児向けの食物アレルギーについての絵本ができることにより早い段階で知識を身に着けることができ保育園、幼稚園などでの起きるトラブル回避につながると思います。また親子で読むことを前提としたものなので親子でのコミュニケーションが取れます。楽しく知識を深めながら自分の命や他人の命を守ることにつながると思います。