①研究の背景
日常の中からブレインストーミングでアイデアを出し合い
以下の四つに絞った。
この研究をしようと思った理由
幼児期の男の子がかわいいものや、キラキラしたものが好きでよく見せてくれていた。
周りにいた大人がそのことに対して否定的な反応をしていた。
学生の時から各個人の多様性が注目されている。
今ではランドセルの色、制服の自由化
自分にできることはないのか?
②仮説とねらい
幼児期は性別に差を感じず、素直に感情を表すことができる時期
「普通」、「当たり前」は環境や時代、個人一人一人によって様々。
もし幼児期から色々なものを見て、男女の固定概念を少しでも無くすことが
出来れば、もっと自由に生き生きと過ごすことができるのではないか?
だとしたら幼児期に固定概念を持たないようにすれば
差別や偏見が生まれないはず。
という考えの下、研究を進めていくことにした。
③研究内容
子どもの身近にあったもので、ジェンダーが絡むものは
色や自分らしさに注目されていること。
小さい頃から手に取りやすいジェンダー教育教材の作成
実際に子どもの達成感や想像力が養われ、子どもが素直に楽しめるもの
ぬり絵、知恵遊びをミックスしたアートブック
④技術的知識
キャラクター制作
対象者が幼児のため、出来るだけ親しみやすいように
実際の画像をかわいいキャラクターにアレンジした。
線画にしてぬり絵が出来るようにした。
⑤これからの取組
・かわいい、かっこいいを備えた架空動物をメインキャラクターとする
(ドラゴン、ユニコーンなど)
・男女の固定概念を必要としない海の生き物や食べ物などで作成
・一つ一つをパスで取り見やすいようにする
⑥まとめ
男の子だから女の子だからということは関係なくて、
キャラクターの可愛さやカッコよさを自由に表現でき、
自分の本当に好きな色でぬれるような
誰もが楽しめるアートブック
を作り、周りにいる大人も少しずつその子の感性を認めて「素敵だね」といえるような
環境作りの手助けが出来たら嬉しい。