①研究の背景
バブル期に作られたコンクリートの寿命は、一般的に50年程度といわれている。
その当時作られた橋や道路などがこれから起こりうるかもしれない、南海トラフや様々な震災に備えてこの先何年経っても壊れにくいコンクリートを作りたい。
②仮説とねらい
コンクリートを作るための材料である細骨材、粗骨材、セメント、水の中から細骨材と粗骨材の入れる割合を少しずつ変えていくことによってこれまでよりさらに強度の高いコンクリートが作れるのではないかというふうに考えた。
③研究内容
材料の細骨材、粗骨材、セメント、水の中から細骨材や粗骨材の割合を5%∼7%変えていき、供試体という直径10cm、高さ20cmの円柱でできたコンクリートのかたまりを作って四週間おき、その後電動油圧式の圧縮試験機でコンクリート供試体に圧力をかけてどれくらいの圧力まで耐えることができるかを調べる強度試験を行っています。
④技術的知識
コンクリートとはセメント、水、細骨材、粗骨材などから構成される。橋、トンネル、高速道路など私たちの生活に必要不可欠なものにもコンクリートは使われている。コンクリートの特徴として圧縮には強く引張には弱いという性質がある。今私たちが作っている供試体も一般的に像六体分の重さには耐えることができると言われている。
⑤これからの取り組み
配合をさらに変えていき、今までよりもさらに強度の強いコンクリート作りをしていきたい。
⑥まとめ
今の段階では、きょうでの高いコンクリートができたとは言えないと思うから、自分たちの目標でもある南海トラフやその他の起こりうるであろう、大きな災害にも耐えていけるようなコンクリートをつくっていきたい。
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