1、研究の背景
暗号化通信やデジタル署名など様々な場面で使われる暗号化
具体的にどのようにして暗号化されているのか興味を持った。
2、仮設とねらい
様々な暗号化方式を実装し、その性能を比較することでその方式を使用するメリットなどがみえてくるのではないか?
3、研究内容
現在使われている方式を中心に実装していく。
・公開鍵暗号の一つであるRSA暗号
・共通鍵暗号として広く使われるAES暗号
4、技術的知識
おおまかに分けて二つの種類がある。
・公開鍵暗号
暗号化に公開鍵、復号に秘密鍵を使う方式。
公開鍵はだれでも入手できるが秘密鍵は復号する人しか知らないので暗号化することはだれでもできるが、復号できる人は一人しかいないということになる
・共通鍵暗号
暗号化も復号も共通鍵を使う方式。
共通鍵を安全に送付する必要がある。
5、これからの取り組み
公開鍵暗号と共通鍵暗号をそれぞれ実装し比較する。
また、複数の公開鍵暗号を実装し比較する。
実行速度や解読にかかる手間などの面で性能を比較する。