キルヒホッフの法則:1枚目の画像の図の回路で、接続点dにおいて、I1+I3=I2 の式が成り立ち、E1、Z1、Z2の閉回路、E3、Z3、Z2の閉回路の2つに分けて考え、1つ目の閉回路において、Z1+Z2=E1 の式が、2つ目の閉回路において、Z3+Z2=E3 の式が成り立つ。この連立方程式を使い、I1、I2、I3を求められる。
重ね合わせの理:同じく1枚目の画像の図の回路で、電源がE1だけだった場合の回路、E3だけだった場合の回路を考え、それぞれを直並列回路と考え、式を立てる。その後、それぞれの回路同士で流れる向きが同じ電流は足し算を、流れる向きが逆の電流は引き算をして、元の回路の電流を求められる。
テブナンの定理:複雑な回路網があったときに、求めたい位置の電流が流れている場所以外の抵抗と電源をそれぞれ1つにまとめて、簡単な回路にして考える手法。
回路図を、求めたい電流の部分とそれ以外に分け、それ以外の方での全体の抵抗と、電源を求め、求めたい電流の部分とくっつけて、直列回路などにして、その求めたい電流を求める。
キルヒホッフの法則や重ね合わせの理は電源が複数ある回路などの複雑な回路で電流を求めたいとき、テブナンの定理は同じく複雑な回路において、特定の電流を求めたいときに用いられる。