今週から、ガス溶接を用いたコップを作るショップになりました。ガス溶接は、可燃ガスと、酸素が結びつき、燃焼する際に発生する熱を利用して、金属を溶かし接合する方法のことです。

早速作業に取り掛かります。まずは材料を切り出します。今回はφ80mm、高さ90mmのコップを製作します。なのでφ80mmの底面の円とコップの側面90mm×251.2mmを用意します。

先程切り出した側面の材料を、パイプに沿って木槌で叩き丸くしていきます。

木槌で叩いていく
鉄板が丸くなりました!

ある程度丸くしたら、ガス溶接で完全な筒にしていきます。仮止め、突き合わせ溶接をして筒にしていきます。

突き合わせ溶接の様子
溶接が完了し、完全な筒になりました!

ここからは、必要に応じて溶接面を平ヤスリで平にしていきます。

感想・考察

今回使用した鉄板は、厚さが薄くガス溶接の火を当てるとすぐに溶けて穴が空いてしまう。なのでアセチレンと酸素の量をうまく調整し、すぐに溶けない温度にしてあげることが重要になります。ガス溶接と言う普段の生活ではあまりすることのない危険度が高い作業をしたので一回の作業を集中して行いました。場合によっては爆発もしてしまう作業なので緊張感を持って取り組みたいです。次回は底面の円を溶接していきます。お楽しみに!

M2a コップの製作

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